ウォーターサーバーは雑菌が繁殖しやすい?雑菌対策は?
ウォーターサーバーでは美味しい水を飲めますが、雑菌が繁殖しやすいという欠点もあります。
しかし工夫次第で雑菌を抑える事も可能なので、その対策について紹介します。
ウォーターサーバーには雑菌が繁殖しやすいタイプがある
2014年に麻布大学の古畑勝則教授が行った調査では、調査対象となったウォーターサーバーの3割で水道水の基準を上回る雑菌が見つかりました。
元々ウォーターサーバーは空気が混入しやすく、カルキなどの殺菌物質が含まれていないので雑菌が繁殖しやすい環境なのです。
引用 :【危険】雑菌が繁殖する不衛生なウォーターサーバーとは? | ウォーターサーバーKING
水道水の方が安全面での基準が厳しい
水道水とウォーターサーバーでは審査の際に適用される法律が異なります。
水道水が水道法、ウォーターサーバーは食品衛生法が適用されます。そして水道法の方が安全性に関するチェック項目が食品衛生法に比べ3倍近く多いです。
引用:これが真実!ウォーターサーバーやペットボトルの水と水道水はどっちが安全?
メンテナンスで雑菌の繁殖を抑えることは可能
家庭でできるメンテナンスがウォーターサーバーの水の出入り口付近を拭くことです。ボトル内の水は安全でも、サーバーの蛇口やボトル交換口に水滴が付いたままでは雑菌が繁殖する恐れがあります。アルコールなどを染み込ませたタオルでしっかり拭きましょう。
個人が本体を分解して内部を清掃するのは禁止されているので、メーカーによる定期的なメンテナンスも必ず受ける必要があります。
引用 :ウォーターサーバーの衛生問題はセルフメンテナンスで防ぐ | オーケンお試し隊
雑菌入りにくい構造のウォーターサーバーもある
現在、消費者が利用できるウォーターサーバーの種類は数多くあります。
中には空気が入りにくい構造のウォーターサーバーや、サーバー自体にクリーニング機能が付いたタイプも存在します。
ウォーターサーバーは雑菌が繁殖しやすいというのは事実ですが、雑菌の繁殖を防げるタイプのサーバーを選ぶことで安全で美味しい水を楽しむことは可能です。