飲水思源

水について淡々と語るブログ

ウォーターサーバーと雑菌…衛生管理には何を気をつけたらいいの?

ウォーターサーバーに関しては、近年ある問題点が浮上して来ています。
今回は、より安全にウォーターサーバーを利用するための方法について、説明します。

 

ウォーターサーバー…水の賞味期限はどのくらい?

ウォーターサーバーの水の賞味期限ですが、開封後は2週間以内に使い切ることが望ましいと言われています。
ウォーターサーバーのボトルサイズは、一般的に12Lサイズが主流なので、家族数人で利用している家庭では、2週間以内に使い切れないという心配は必要ないでしょう。
独身世帯の場合は、4.5~7Lサイズのボトルを取り扱っているメーカーもあるため、そちらを利用すると良いでしょうね。

ウォーターサーバー…雑菌の侵入は防げない?

水の賞味期限内でも、安全性に赤信号が灯るケースもあります。
「雑菌に要注意!雑菌が繁殖しやすいウォーターサーバーとは(実は菌だらけ?ウォーターサーバーに潜む雑菌の危険性 | WaterLife(ウォーターライフ))」の記事内で説明されている通り、ウォーターサーバーは、定期的にボトルを交換して水を補充しないとならないため、内部に雑菌の侵入する機会が生じてしまいます。ボトル交換時に、雑菌の侵入を完全に防ぐことは不可能なため、雑菌対策は必須となります。

雑菌対策の強い味方!クリーン機能

サーバー内部に侵入した雑菌は、水を媒体に繁殖をして、食中毒などの原因となります。
そのため各メーカーは、雑菌対策として、クリーン機能を導入したウォーターサーバーをリリースしています。クリーン機能のメカニズムは、メーカーにより千差万別ですが、電源を入れておくだけで、定期自動洗浄してくれる便利機能が整備されているメーカーが多いため、サーバー内部の衛生状態に関しては、現在では利用者が神経質になる必要はありません。

ボトル差し込み口の衛生状態に注意!

サーバー内部の衛生管理はクリーン機能に任せるとしても、ウォーターサーバーの外部に関しては、人の手で衛生管理しなければならない部位も出て来ます。
ボトル差し込み口に関しては、周辺の水気を放置していると、カビが繁殖するケースも考えられます。
そのためボトル交換時には、差し込み口周辺をアルコール消毒して、水気をしっかりと拭き取る必要があります。また、新規のボトルを挿入する際に、水が飛び散らないように注意することも、衛生管理には大切なことです。