飲水思源

水について淡々と語るブログ

ウォーターサーバー…雑菌対策はメーカーと利用者で

ウォーターサーバーを利用する際にも、水の安全対策は必要です。メーカー側が対応している部分もありますが、利用者自ら対応すべき部分もあり、ウォーターサーバーを利用する際の注意点となっています。

 ウォーターサーバーは雑菌の巣窟になりやすい?

雑菌に要注意!雑菌が繁殖しやすいウォーターサーバーとは」の記事でも紹介されているように、ウォーターサーバーは一歩間違えると、雑菌の巣窟になりやすい性質があります。元々、塩素処理されていない天然水は雑菌が繁殖しやすいうえに、ボトル交換時に、外部から雑菌が侵入して来る構造上の問題があるためです。

豊富なアイデアウォーターサーバーのクリーン機能

ウォーターサーバーに雑菌が繁殖しやすい性質があることは、メーカー側も既に把握していることなので、現在では雑菌対策として、クリーン機能が搭載されている機種が一般的です。サーバー内部の空気を無菌化することで、滅菌を試みる機種まで登場しており、メーカーごとに様々なアイデアが導入されている分野となっています。

定期メンテナンスは必要?天秤にかかる節約と安心

ウォーターサーバーの定期メンテナンスは、基本的に有料です。無料で定期メンテナンスを実施しているメーカーでも、月々の使用料にメンテナンス代金は上乗せされています。このため、定期メンテナンスのプランがないメーカーを利用することが、一番の節約となります。有料プランの場合では、年数千円程度の料金がかかるため、水代に換算すると数ヶ月分に匹敵します。とはいえ、衛生上の安心にも繋がることなため、定期メンテナンスサービスのあるメーカーを利用した方が無難です。

ウォーターサーバー…日々の衛生管理も忘れるな!

クリーン機能が搭載された機種を利用して、定期メンテナンスサービスも受けているからといって、完全に安心することは出来ません。定期メンテナンスとはいえ、大抵のメーカーでは年1回のスパンなため、ウォーターサーバー外部の衛生状態に関しては、利用者自らメンテナンスをしていないと、雑菌の繁殖を許してしまいます。例えば、蛇口周辺に関しては、手垢や水滴が付きやすい部位なため、定期的な清掃が必要となります。特に、水滴を拭き取らずに放置していると、水垢やカビの発生原因となるため、注意が必要です。