飲水思源

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ウォーターサーバーの雑菌対策はどんなものがある?

ウォーターサーバーを利用する際に、注意すべき点が雑菌対策です。
雑菌対策を怠ると、健康のために利用していたはずが、かえって逆効果となります。
今回は、ウォーターサーバーの雑菌対策に関して紹介します。

ウォーターサーバーが雑菌に弱い理由

実は菌だらけ?ウォーターサーバーに潜む雑菌の危険性 | WaterLife(ウォーターライフ)」の記事で紹介されているように、ウォーターサーバーには構造上の欠点があり、ボトル交換の際に、サーバー内に雑菌が侵入しやすい性質があります。

ウォーターサーバーでは、塩素処理されていない天然水を用いるのが一般的なため、一度雑菌の侵入を許すと、そのままサーバー内で雑菌が繁殖してしまいます。

ウォーターサーバーのクリーン機能

構造上雑菌対策が必要なウォーターサーバーですが、メーカー側の対策も進んでいます。
現在は、雑菌対策として、クリーン機能が搭載されているウォーターサーバーが一般的です。
温水循環システムを採用しているメーカーも多いですが、除菌ランプなど独自のシステムを追求しているメーカーも珍しくありません。

定期メンテナンスは有料と無料のどちらが良いか?

ウォーターサーバーの雑菌対策には、クリーン機能の他に、定期メンテナンスサービスもあります。
定期メンテナンス無料なメーカーが多いですが、内容を確認してみると、セルフメンテナンス形式な場合が多く、無料で定期メンテナンスが受けられるわけではない点に注意が必要です。
有料プランでは、年に数千円程度で、ウォーターサーバー本体の交換や分解洗浄などのメンテナンスサービスが受けられます。
無料プランを利用する場合は、利用者自身でウォーターサーバーの定期的な清掃が必要となって来ます。

ウォーターサーバーのセルフメンテナンス方法

ウォーターサーバーのセルフメンテナンスといっても、内部は搭載されたクリーン機能が雑菌対策をしてくれるため、外部の清掃を利用者自ら行うこととなります。
ウォーターサーバーを清掃する場合、蛇口周辺と受け皿の清掃はこまめにやる必要があります。蛇口周辺は、アルコール消毒液を使いながら、ふきんで水気や汚れを拭き取ることで、雑菌対策となります。受け皿に関しても、放置しておくとカビやぬめりが発生するため、衛生上、定期的に洗剤などを使って洗う必要があります。