ペットボトルの賞味期限、気にしたことありますか？
現在の日本では食べる物・飲む物、調味料、薬に至るまで、人間が口にする商品のほとんどに賞味期限を付けることを義務付けています。
もちろんペットボトルの飲み水にだって賞味期限は存在するのです。
ペットボトルの水の賞味期限ってどのくらい？
販売されるペットボトルの飲み水の賞味期限は製造からおよそ2年であり、これを過ぎてしまうと商品として販売できなくなってしまいます。
では、どのようにこの2年という賞味期限がペットボトルの水に設定されるのでしょうか。
引用サイト：知ってた？腐らないはずのペットボトルの水に賞味期限がある理由
引用サイト：ペットボトルの水にも賞味期限ってあるの？ | WaterLife（ウォーターライフ）
賞味期限設定の秘密の裏に「計量法」
実はペットボトルの水はたとえ未開封であっても蒸発するという特性があります。
計量法とはペットボトルの内容量が2％減少すると販売できないという日本の法律であり、ペットボトルの水が2％蒸発するのに2年かかるのです。
そのためペットボトルの水の賞味期限は約2年で設定されます。
引用サイト：単位の表記について最近ペットボトルの容器に２... - 一般教養 | Yahoo!知恵袋
ペットボトルの水が蒸発する理由
「完全密封のはずのペットボトルの水が蒸発するのか？」それはペットボトルの構造上の問題にあります。
実はペットボトルには目に見えない小さな穴がたくさんあるのです。この穴は液体の水では通ることは決してできません。ですが、水蒸気になった水は自由に出ることができるのです。
引用サイト：ありえへん世界、水は腐らないのになぜペットボトルに賞味期限があるのか？水の蒸発が原因 | グルメ | 大学生活 | マイナビ 学生の窓口
「水は腐らない」と言われてはいますが…
「水は腐らない」と言われていますし、開封されることがない限り確かに安全を保っています。ですが、完全密封のペットボトルとは言っても水が蒸発するということは、空気の出入りも当然あるわけですし、ということは腐らないとも言い切れません。
「賞味期限」は「美味しく飲める期間」であり、過ぎたからと言って飲めないわけではありませんが、できるだけ賞味期限内に飲むようにしましょう。
